旦那取り(読み)ダンナドリ

デジタル大辞泉 「旦那取り」の意味・読み・例文・類語

だんな‐どり【旦那取り】

主人に仕えること。奉公すること。
めかけとなること。
母親はもう四十歳になるのだそうだが、―のような事をしているらしいのだ」〈宇野浩二・苦の世界

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精選版 日本国語大辞典 「旦那取り」の意味・読み・例文・類語

だんな‐どり【旦那取】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 仕えるべき主人を持つこと。下僕家人(けにん)として仕えること。
  3. 妾となって、旦那を持つ身になること。
    1. [初出の実例]「娘を売り度くないといふは、貧乏人には感心だが〈略〉旦那取(ダンナド)りは流行(はやり)の権的」(出典歌舞伎早苗鳥伊達聞書実録先代萩)(1876)三幕)

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