旦那芸(読み)ダンナゲイ

デジタル大辞泉 「旦那芸」の意味・読み・例文・類語

だんな‐げい【旦那芸】

商家主人などがなぐさみに習いおぼえた芸事
《江戸蔵前や日本橋魚河岸の商家の主人たちが好んだところから》一中節河東節のこと。これに対して、常磐津ときわず清元節職人芸という。

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精選版 日本国語大辞典 「旦那芸」の意味・読み・例文・類語

だんな‐げい【旦那芸】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 金持や商家の主人が、慰みに習いおぼえる芸事。
    1. [初出の実例]「旦那芸黄色な声でみんなほめ」(出典:雑俳・柳多留‐八五(1825))
  3. ( 富家、商家の主人が習いおぼえることが多いところから ) 俗曲うち、一中節と河東節とをさしていう語。これに対して、常磐津と清元節とを「職人芸」と呼ぶ。

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