旧国(読み)キュウコク

デジタル大辞泉 「旧国」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐こく〔キウ‐〕【旧国】

歴史の古い国。
ふるさと故国

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精選版 日本国語大辞典 「旧国」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐こくキウ‥【旧国】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 古い歴史を持った国。建国の古い国。
    1. [初出の実例]「周と云は在所は、大王の時分から居られたほどに、旧国で候よ」(出典:古活字本毛詩抄(17C前)一六)
    2. [その他の文献]〔漢書‐魏豹等伝賛〕
  3. ふるさと。故郷。故国。〔荘子‐則陽〕

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普及版 字通 「旧国」の読み・字形・画数・意味

【旧国】きゆうこく

故郷。

字通「旧」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の旧国の言及

【渤海】より

…【河上 洋】
[文化と遺跡]
 渤海の根拠地は,牡丹江上流域を中心としているが,震国建国時の都城は,吉林省敦化県にある敖東(ごうとう)城古城に比定される。この敖東城は,第3代文王大欽茂のとき,国都を上京竜泉府(黒竜江省寧安県,東京城)に移してからは〈旧国〉と呼ばれている。その後,国都は,東京竜原府(吉林省琿春県,半拉(はんら)城址),中京顕徳府(吉林省和竜県,西古城),さらに再び東京竜原府,上京竜泉府などを転々と移動した。…

※「旧国」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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