旧知己(読み)きゅうちき

精選版 日本国語大辞典 「旧知己」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐ちき キウ‥【旧知己】

〘名〙 =きゅうち(旧知)
四河入海(17C前)六「旧交はなうて一朝一夕の友なるほどに、過眼如乱雲と云ぞ。不定ぞ。旧知己はないぞ」
※花ごもり(1894)〈樋口一葉〉七「一つ瀬川が旧知己(キウチキ)に折々は出入りも為したり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android