瀬川(読み)セガワ

精選版 日本国語大辞典 「瀬川」の意味・読み・例文・類語

せがわせがは【瀬川】

  1. 大阪府箕面市南西端の地名郡山昆陽(こや)との間にあった西国街道(山崎道)の旧宿駅。

せがわせがは【瀬川】

  1. 姓氏の一つ

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「瀬川」の解説

瀬川 せがわ

?-? 江戸時代中期の遊女
もとは医師の娘で武士の小野田久之進にとつぐ。夫が盗賊に殺されたあと,困窮して江戸吉原松葉屋の遊女となる。享保(きょうほう)年間(1716-36)吉原で夫の敵にあい,あだ討ちをはたす。のち尼となり浅草幡随院(ばんずいいん)にはいり自貞と号した。大和(奈良県)出身。姓は大森。名はたか

瀬川(4代) せがわ

?-? 江戸時代中期の遊女。
宝暦(1751-64)のころの江戸吉原松葉屋の名妓(めいぎ)。美貌(びぼう)で諸芸に通じ,書画俳諧(はいかい)をよくし,易学にくわしかった。豪商江戸屋宗助に身請けされたが,28歳で死去。下総(しもうさ)小見川(千葉県)出身。

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