早期がん(読み)そうきがん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「早期がん」の意味・わかりやすい解説

早期がん
そうきがん

局所限局し、治療によって高い確率で治癒が期待できるがん。早期がんの範囲臓器によりそれぞれ異なるが、たとえば胃がんの場合、粘膜および粘膜下層にとどまるがんをさし、この場合の5年生存率は90%を超える。リンパ節その他部位への転移があっても早期がんに分類されるがんもある。一方、早期がんの範囲を超えて広がったがんは、進行がんとよぶ。

[渡邊清高 2018年1月19日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む