共同通信ニュース用語解説 「5年生存率」の解説
5年生存率
がんと診断された患者が治療により5年後に生存している確率で、がん診療の評価の指標となる。国立がん研究センターの集計で使った指標では、事故やがん以外の病気で死亡する影響を取り除いた。生存率を出す過程では、市区町村への照会で追跡対象の患者が生存しているか確認するが、個人情報保護を理由に対応しない自治体もあった。2016年には、すべてのがん患者を対象とするがん登録推進法が施行され、生存確認がしやすくなり、集計の精度も向上すると期待されている。
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