早来町(読み)はやきたちよう

日本歴史地名大系 「早来町」の解説

早来町
はやきたちよう

面積:一五四・六一平方キロ(境界未定)

昭和三二年(一九五七)一月に勇払ゆうふつ早来村が町制施行して成立。胆振支庁管内の北東部に位置し、東は勇払厚真あつま町、西は石狩支庁千歳市、苫小牧市、北は勇払郡追分おいわけ町、南は苫小牧市に接する。町内中央を安平あびら川が南流し、その流域遠浅とあさ・早来・安平の市街を形成、国道二三四号、JR室蘭本線が走る。南部に低地があるが、多くは波状形緩地帯で、酪農・軽種馬牧場が盛んである。苫小牧市・厚真町との境界は一部未定。近世後期はユウフツ場所の一部。明治二年(一八六九)八月の国郡画定により胆振国勇払郡に属した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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