橋本聖子(読み)はしもとせいこ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「橋本聖子」の意味・わかりやすい解説

橋本聖子
はしもとせいこ

[生]1964.10.5. 北海道,早来
スピードスケート選手,政治家。3歳からアイススケートを始め,高等学校1年生のとき史上最年少で世界選手権大会の日本代表入りを果たす。1990年にカナダカルガリーで行なわれた世界選手権で 500mに優勝するなど,日本人初の総合銀メダルを手にした。オリンピック冬季競技大会に 4度,夏季大会にも自転車競技で 3度出場した。女子選手として計 7度のオリンピック競技大会出場は,2013年時点でイタリアのカヌー選手ヨセファ・イデムに次いで世界歴代 2位。1992年アルベールビル・オリンピック冬季競技大会の 1500mで銅メダルを獲得し,日本人女子選手で初めてオリンピック冬季競技大会の表彰台に立った。1994年リレハンメル・オリンピック冬季競技大会の 3000mで 6位入賞。1995年に参議院議員通常選挙で自由民主党比例区から出馬して初当選。翌 1996年アトランタ・オリンピック競技大会に出場した。2013年7月,参議院選挙(比例代表)で 4回目の当選を決めた。2006年日本スケート連盟会長,2013年日本自転車競技連盟会長に就任した。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「橋本聖子」の解説

橋本聖子 はしもと-せいこ

1964- 昭和後期-平成時代のスピードスケート選手,自転車選手。
昭和39年10月5日生まれ。駒沢大苫小牧高で活躍し,昭和58年富士急行に入社。59年サラエボから4回連続冬季五輪に出場。63年カルガリー冬季五輪で5種目すべてに日本記録を樹立し入賞。平成4年アルベールビル冬季五輪1500mで銅メダル。昭和63年ソウル五輪から3回連続で自転車スプリントに出場。平成7年参議院議員(当選4回,自民党)。18年日本スケート連盟会長。24年日本自転車競技連盟会長。22年バンクーバー冬季五輪,26年ソチ冬季五輪の日本選手団団長。北海道出身。本名は石崎聖子。

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