はや‐まき【早蒔】
- 〘 名詞 〙
- ① 作物の種を普通の時期より早く蒔くこと。
- [初出の実例]「子供のある家ではよく庭の隅なぞへ早蒔をする」(出典:少年行(1907)〈中村星湖〉七)
- ② 物事を都合よく運ぶために、早めに対策をとること。
- [初出の実例]「去年サンタ・クラウスを取逃がしてゐるから、今年は未だ少々早蒔(ハヤマキ)だけれど、警戒をさをさ怠りなしといふ所だ」(出典:続いたづら小僧日記(1909)〈佐々木邦訳〉)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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