明神鳥居(読み)ミョウジントリイ

デジタル大辞泉 「明神鳥居」の意味・読み・例文・類語

みょうじん‐とりい〔ミヤウジンとりゐ〕【明神鳥居】

鳥居形式の一。柱は亀腹かめばらの上に立って内側に傾き、笠木かさぎ島木両端が上に反り、額束がくづかくさびのあるもの。最も普通にみられ、木造では朱塗りのものが多い。

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精選版 日本国語大辞典 「明神鳥居」の意味・読み・例文・類語

みょうじん‐とりい ミャウジンとりゐ【明神鳥居】

〘名〙 鳥居の形式の一つ二本の柱、笠木、島木(しまぎ)、貫、額束(がくづか)からなる。最も普通に見られる。

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世界大百科事典(旧版)内の明神鳥居の言及

【鳥居】より

…(3)八幡鳥居では柱にころびがつき,笠木の下に島木が加わり,額束もできている。(4)明神鳥居は中世以後現れて最も普及した。形はさらに複雑で,台石をもち,反増がある。…

※「明神鳥居」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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