星位(読み)セイイ

デジタル大辞泉 「星位」の意味・読み・例文・類語

せい‐い〔‐ヰ〕【星位】

天空における恒星位置
宮中での位階を恒星に当てはめていったもので、高官のこと。

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精選版 日本国語大辞典 「星位」の意味・読み・例文・類語

せい‐い‥ヰ【星位】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 天空における恒星の位置。
    1. [初出の実例]「正当星位之可一レ慎、臣之罷退誠在此時」(出典玉葉和歌集‐元暦元年(1184)九月一八日)
    2. [その他の文献]〔隋書‐天文志〕
  3. 宮中での位階を恒星に配していったもの。高官を意味する。
    1. [初出の実例]「装金殿石渠、列星位風人」(出典:本朝文粋(1060頃)八・織女雲為衣詩序〈大江以言〉)
    2. [その他の文献]〔盧照鄰‐同崔録事哭鄭員外詩〕

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