春日局(3)(読み)かすがのつぼね

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「春日局(3)」の解説

春日局(3) かすがのつぼね

?-? 鎌倉-南北朝時代の女性。
西園寺公宗(きんむね)の妻(日野名子(めいし))の侍女建武(けんむ)2年(1335)公宗が後醍醐(ごだいご)天皇暗殺未遂の罪で殺された数ヵ月後,名子が男子(実俊(さねとし))を出産後醍醐天皇の命で遺児捜索にあたった源定平に応対し,和歌にたくして遺児の死をほのめかし,その命をすくったという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例