こう‐やクヮウ‥【広野・曠野】
- 〘 名詞 〙 ひろびろとした野原。ひろの。
- [初出の実例]「霜侵二曠野一虫彌怨、月過二空枝一鳥不レ留」(出典:江吏部集(1010‐11頃)下・暮秋同賦草木揺落応教)
- 「北海道の川は〈略〉広野を甚しく右曲左折、婉退曲進するのであるから」(出典:断橋(1911)〈岩野泡鳴〉九)
- [その他の文献]〔詩経‐小雅・何草不黄〕
あら‐の【荒野・曠野】
- 〘 名詞 〙 荒れた野原。人けのないものさびしい野。あらのら。あらぬ。
- [初出の実例]「ま草刈る荒野(あらの)にはあれどもみち葉の過ぎにし君が形見とそ来し」(出典:万葉集(8C後)一・四七)
あらの【阿羅野・曠野】
- 俳諧撰集。三冊。荷兮(かけい)編。元祿二年(一六八九)三月の芭蕉序。上・中に一七九人の発句七三五句を集め、下巻に連句一〇巻を収める。「冬の日」「春の日」に続く俳諧七部集の第三集で、蕉風確立期の重要な作品。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 