時分触れ(読み)ジブンブレ

デジタル大辞泉 「時分触れ」の意味・読み・例文・類語

じぶん‐ぶれ【時分触れ】

集会食事などの、時間を知らせて回ること。また、その役目
「―戻りに辛味さげて来る」〈柳多留・二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「時分触れ」の意味・読み・例文・類語

じぶん‐ぶれ【時分触】

  1. 〘 名詞 〙 食事や会合などの時間になったことを知らせること。また、その使者。時分案内。時分使い。
    1. [初出の実例]「時分触戻りに辛味さげて来る」(出典:雑俳・柳多留‐二(1767))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android