時政(読み)じせい

精選版 日本国語大辞典 「時政」の意味・読み・例文・類語

じ‐せい【時政】

  1. 〘 名詞 〙 その時代政治。また、当代政令
    1. [初出の実例]「如聞、時政違乖、民情愁怨」(出典:続日本紀‐神亀四年(727)二月甲子)
    2. 「文武の徳を思て二心はないほどに、時政をば怨れどもよくこらへて不言ぞ」(出典:史記抄(1477)一〇)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐班超伝論〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「時政」の読み・字形・画数・意味

【時政】じせい

時令。また、その時代の政治。〔後漢書、班超伝論〕時らかなれば、則ち用ひられて、武略の士、其の力能を奮ふ無し。

字通「時」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android