時明(読み)ときあかり

精選版 日本国語大辞典 「時明」の意味・読み・例文・類語

とき‐あかり【時明】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 明け方近くに、東方の空がかすかに明るくなること。
  3. 雨天の時、雲が薄らいで時々空が明るくなること。
    1. [初出の実例]「なが雨も木かげや花の時あかり〈乗言〉」(出典:俳諧・小町踊(1665)春)
  4. ( 比喩的に用いて ) 化粧などで、時に美しくなること。見ばえがすること。
    1. [初出の実例]「化装して・かかも四十の時明り」(出典:雑俳・玉柏(1744))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「時明」の読み・字形・画数・意味

【時明】じめい

太平。

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