…労働時間【下山 房雄】
[生活時間研究]
エンゲルスの《イギリスにおける労働者階級の状態》(1845)は生活時間研究の先駆的業績であるが,その後の生活時間研究は1924年のS.G.ストルミリンに始まるソ連の研究と,アメリカで30年代に行われたG.A.ランドバーグやP.A.ソローキンらの研究が代表的なものである。前者が社会主義経済のもとでの経済計画の合理化に重点をおくのに対して,後者は余暇研究に始まり生活合理化そのものを重点とするが,いずれも方法としては1日24時間の人間行動を調べる時間割time‐budget研究が中心である。第2次大戦後,こうした生活時間調査はアメリカのMBC(Mutual Broadcasting Co.)生活時間調査(1954)やユネスコの各国生活時間調査(1964以降)をはじめ世界各国で行われるようになった。…
※「時間割」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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