時雨音羽(読み)シグレ オトハ

20世紀日本人名事典 「時雨音羽」の解説

時雨 音羽
シグレ オトハ

大正・昭和期の作詞家,詩人



生年
明治32(1899)年3月19日

没年
昭和55(1980)年7月25日

出生地
北海道利尻島

本名
池野 音吉

学歴〔年〕
日本大学法学部卒

主な受賞名〔年〕
日本レコード大賞(第3回)〔昭和36年〕,紫綬褒章〔昭和44年〕

経歴
大蔵省主税局織物課に勤務のかたわら詩を書く。のち日本ビクター専属作詞家として数多くの歌謡曲を作詞した。代表作は「出船の港」「鉾をおさめて」「高瀬船」「浪花小唄」「神田小唄」など。戦前大ヒットした「君恋し」は戦後リバイバルブームで、フランク永井が歌ってレコード大賞受賞。平成2年、友人の元校長遺族宅で楽譜や手紙などの資料が発見された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「時雨音羽」の解説

時雨音羽 しぐれ-おとは

1899-1980 大正-昭和時代の作詞家。
明治32年3月19日生まれ。大蔵省につとめながら,「出船の港」「鉾(ほこ)をおさめて」を作詞。昭和3年ビクターに入社,「君恋し」「浪花小唄」が大ヒット。戦後も歌謡曲,童謡の作詞家として活躍した。昭和55年7月25日死去。81歳。北海道出身。日大卒。本名は池野音吉。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「時雨音羽」の解説

時雨 音羽 (しぐれ おとは)

生年月日:1899年3月19日
大正時代;昭和時代の作詞家;詩人
1980年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android