晩晴(読み)ばんせい

精選版 日本国語大辞典 「晩晴」の意味・読み・例文・類語

ばん‐せい【晩晴・晩霽】

  1. 〘 名詞 〙 夕方になって空が晴れること。
    1. [初出の実例]「舟ども数をしらず、漕つれて、晩晴に乗して、この泊へ、をし入るる也」(出典:中華若木詩抄(1520頃)中)
    2. [その他の文献]〔何遜‐春暮喜晴酬袁戸曹苦雨詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「晩晴」の読み・字形・画数・意味

【晩晴】ばんせい

くれがたに晴れる。唐・杜甫〔裴使君に陪して岳陽楼に登る〕詩 湖闊(ひろ)くして、雲霧ね 樓にして、に屬す

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