晩照(読み)バンショウ

精選版 日本国語大辞典 「晩照」の意味・読み・例文・類語

ばん‐しょう‥セウ【晩照】

  1. 〘 名詞 〙 夕日。
    1. [初出の実例]「かの松山のうへに月みへて、晩照のきゆるに従ひて光のさへわたり」(出典:島根のすさみ‐天保一一年(1840)八月一五日)
    2. [その他の文献]〔王勃‐白下駅餞唐少府詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「晩照」の読み・字形・画数・意味

【晩照】ばんしよう(せう)

夕日。南朝宋・孝武帝〔七夕詩、二首、一〕白日照傾き 弦、初光升る

字通「晩」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android