デジタル大辞泉 「白日」の意味・読み・例文・類語 はく‐じつ【白日】 1 照り輝く太陽。2 真昼。白昼。「白日の夢」3 身が潔白であることのたとえ。「青天白日の身」[補説]書名別項。→白日[類語]太陽・日ひ・天日てんじつ・日輪にちりん・火輪かりん・金烏きんう・日天子にってんし・赤日せきじつ・烈日れつじつ・お日様・お天道てんと様・今日こんにち様・サン・ソレイユ・陽光・日光・日色にっしょく・日差し・日影・天日てんぴ/昼・真昼まひる・昼時ひるどき・真っ昼間・昼日中ひるひなか・昼中ひるなか・日盛り・白昼はくちゅう・昼間・正午 はくじつ【白日】[書名] 渡辺水巴の句集。昭和11年(1936)刊行。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「白日」の意味・読み・例文・類語 はく‐じつ【白日】 〘 名詞 〙① 照り輝く太陽。[初出の実例]「明月東山看漸出、莫愁白日巖頭曛」(出典:文華秀麗集(818)上・秋夕南池亭子臨眺〈淳和天皇〉)[その他の文献]〔宋玉‐神女賦〕② 白昼。昼間。日中。[初出の実例]「院院の焼燈は白日に異ならず」(出典:太平記(14C後)二四)[その他の文献]〔呉志‐滕胤伝〕③ 何の障害・制約もない状態。身が潔白になったことをたとえていう語。青天白日。[初出の実例]「縦有二黒腹之思一、専任二白日之誡一者也」(出典:玉葉和歌集‐文治二年(1186)七月三日)④ 私心がないこと。明らかなこと。[初出の実例]「蓋有二実徳一、而後有二実見一、猶白日視レ物、歴歴分明、既無レ所レ疑、亦無レ所レ迷」(出典:童子問(1707)中) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「白日」の読み・字形・画数・意味 【白日】はくじつ 陽光。唐・王之渙〔雀楼に登る〕詩 白日山に依りて盡き 河、に入りてる 千里の目を窮(きは)めんと欲し に一の樓に上(のぼ)る字通「白」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報