普及版(読み)フキュウバン

デジタル大辞泉 「普及版」の意味・読み・例文・類語

ふきゅう‐ばん〔フキフ‐〕【普及版】

高価な上製本とは別に、内容を変えずに装丁を簡略にするなどして、比較的安い定価で発行する本。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「普及版」の意味・読み・例文・類語

ふきゅう‐ばんフキフ‥【普及版】

  1. 〘 名詞 〙 高価な上製本とは別に、広く行き渡らせるために、内容を変えずに用紙造本の質を変え、廉価で出版される本。
    1. [初出の実例]「身銭を切っても匿名で普及版の細雪位はおくったりしかねないのである」(出典:鉛筆ぐらし(1951)〈扇谷正造〉インタヴィュー芸談)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android