景清洞(読み)かげきよどう

日本歴史地名大系 「景清洞」の解説

景清洞
かげきよどう

景清穴・赤の穴あかのあなまたは長生ちようせい洞ともよばれ、美東町大字赤の猪出いので台西麓に開口する石灰洞。支洞に三角田みすまだ洞があり、洞床流をもつトンネル状の貫通洞である。国指定天然記念物。

景清洞から三角田洞を抜けて末原の猿田すえばらのさるたまでは一〇町の距離であるが、逆に入洞すれば村内に災厄をもたらすとして忌まれたという。入口の幅一二間、高さ五間で、七間ほど進めば井戸・刀掛・炉の跡といわれる所があり、平家の落人がしばらく潜居したと伝え、洞名はそれに由来する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む