景福(読み)ケイフク

精選版 日本国語大辞典 「景福」の意味・読み・例文・類語

けい‐ふく【景福】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「景」は大きい意 ) 大きなさいわい。めでたいしあわせ。
    1. [初出の実例]「朕発願称、広為蒼生、遍求景福」(出典:聖武天皇詔書銅板(正倉院御物)‐天平勝宝五年(753)正月一五日)
    2. [その他の文献]〔詩経‐小雅・小明〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「景福」の読み・字形・画数・意味

【景福】けいふく

大福。〔儀礼、士冠礼〕始めて(冠を)加ふるとき、して曰く、令吉日、始めて元を加ふ、爾(なんぢ)の幼志て、爾のに順(したが)へ。壽考にして惟(こ)れ祺(さいは)ひにし、爾の景を介(おほ)いにせよと。

字通「景」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android