暁新世始新世境界温暖極大期(読み)ぎょうしんせいししんせいきょうかいおんだんきょくだいき

最新 地学事典 の解説

ぎょうしんせいししんせいきょうかいおんだんきょくだいき
暁新世始新世境界温暖極大期

Paleocene-Eocene thermal maximum

約5,600万年前に生じた短期間(約17万年間)の全球的な温暖化事件。PETMと略記。海洋・陸上の炭素同位体比の急激な負のシフト(Carbon Isotope Excursion)と生物地理区の変化,海洋の酸性化を伴う。この事件は温室効果ガスの急激な増加により発生したが,その原因として,海底のメタンハイドレートの分解や北大西洋の大規模火成区(LIPs)の活動などが議論されている。Zachos et al. (1993)提唱。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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