暮天(読み)ぼてん

精選版 日本国語大辞典 「暮天」の意味・読み・例文・類語

ぼ‐てん【暮天】

〘名〙 夕暮れの空。暮れかかっている空。
本朝無題詩(1162‐64頃)一〇・夏日宇治平等院言志〈藤原忠通〉「浄土業因西可向、暮天炎暑未曾休」 〔杜荀鶴‐題新雁詩〕

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普及版 字通 「暮天」の読み・字形・画数・意味

【暮天】ぼてん

夕空

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