暴丹前(読み)あばれたんぜん

精選版 日本国語大辞典 「暴丹前」の意味・読み・例文・類語

あばれ‐たんぜん【暴丹前】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 歌舞伎乱暴者に扮する役者が着る丹前。また、そのような暴れ者。
    1. [初出の実例]「どふせひまなからだなり。あばれ丹前で乗出そふか」(出典:洒落本・船頭部屋(19C初)鳥居町舟宿の套)
  3. 笛と太鼓とで奏する歌舞伎囃子(ばやし)一つ出端(では)(登場音楽)の時などに行なう。
    1. [初出の実例]「あばれ丹前(タンゼン)なまず坊主にあり」(出典戯場訓蒙図彙(1803)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む