曇仲道芳(読み)どんちゅう どうほう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「曇仲道芳」の解説

曇仲道芳 どんちゅう-どうほう

1367-1409 南北朝-室町時代の僧。
貞治(じょうじ)6=正平(しょうへい)22年生まれ。京都の人。臨済宗相国寺の空谷明応(くうこく-みょうおう)の法をつぐ。応永15年首座(しゅそ)となる。相国寺常徳院内に養源軒をたてる。絶海中津(ぜっかい-ちゅうしん)に四六文の作法をまなんだ。応永16年閏(うるう)3月29日死去。43歳。道号ははじめ竺曇。著作に四六文集「曇仲遺藁」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android