曠日持久(読み)コウジツジキュウ

デジタル大辞泉 「曠日持久」の意味・読み・例文・類語

こうじつ‐じきゅう〔クワウジツヂキウ〕【×曠日持久】

《「戦国策」趙策から》むなしく日々を過ごして物事を長引かせること。曠日弥久こうじつびきゅう曠久
此儘に―せば、鎮台益々土兵を募り」〈竜渓・浮城物語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「曠日持久」の意味・読み・例文・類語

こうじつ‐じきゅうクヮウジツヂキウ【曠日持久】

  1. 〘 名詞 〙こうじつびきゅう(曠日彌久)
    1. [初出の実例]「此儘に曠日持久(〈注〉ヒサシクヒヲムナシクスル)せば、鎮台益々土兵を募り」(出典:浮城物語(1890)〈矢野龍渓〉六〇)
    2. [その他の文献]〔戦国策‐趙策・恵文王下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む