曰く窓(読み)イワクマド

デジタル大辞泉 「曰く窓」の意味・読み・例文・類語

いわく‐まど〔いはく‐〕【×曰く窓】

まん中に横木1本入れた窓。江戸時代武家屋敷道路に面した部分に用いられた。見かけが「曰」の字形に似ているところからいう。

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精選版 日本国語大辞典 「曰く窓」の意味・読み・例文・類語

いわく‐まどいはく‥【曰窓】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、武家屋敷の、道に面している部分に用いられた窓で、横木が入り「曰(いわく)」の字の形に似ているもの。与力窓
    1. [初出の実例]「下の方曰窓(イハクマド)の附きし板羽目」(出典歌舞伎白縫譚(1853)四幕)

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