曲り遺跡(読み)まがりいせき

日本歴史地名大系 「曲り遺跡」の解説

曲り遺跡
まがりいせき

[現在地名]阿南市椿町

曲りの海岸に近い山腹にある銅鐸の出土地。現在出土地の標識が立っているが、実際の出土地は標識より東の山腹である。大正一〇年(一九二一)植樹の際に二個出土した。海上からの埋納地の識別は容易である。発見者からの聞取りによる埋納状況は、鰭を水平にした二号鐸を下に、鰭を斜位にした一号鐸を上にして、傾斜面の下方に鈕を接していたようである。出土状況からさらに上方に埋納されていたものが、転落して埋没したものと考えられている。銅鐸の埋納地は眺望のきかない丘陵斜面や山際・谷間、眺望のきく山腹や丘陵状台地、河床、集落内などがあるが、全般に農耕祭祀との関係が想定されてきた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 まいづる

二十四節気の一つで,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) として四季の中央におかれた中気。元来,春分は太陰太陽暦の2月中 (2月後半) のことで,太陽の黄経が0°に達した日 (太陽暦の3月 2...

春分の用語解説を読む