曲言(読み)キョクゲン

デジタル大辞泉 「曲言」の意味・読み・例文・類語

きょく‐げん【曲言】

[名](スル)はっきり言わないで、それとなく意味を含ませて言うこと。また、その言葉。「曲言してなかなか真意をつかませない」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「曲言」の意味・読み・例文・類語

きょく‐げん【曲言】

〘名〙 遠まわしに、それとなく意味を含ませて言うこと。婉曲(えんきょく)に言うこと。また、そのことば。⇔直言。→曲言法。〔改訂増補哲学字彙(1884)〕〔子華子‐陽城胥渠問第一〕

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普及版 字通 「曲言」の読み・字形・画数・意味

【曲言】きよくげん

遠まわしにいう。〔子華子、陽城胥渠問〕直言なるり、曲言なるり。~曲言なるは、假るに指(趣旨)を以てして喩ふるなり。

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