最新 地学事典 「曳裂弧」の解説
えいれつこ
曳裂弧
独◆Zerrungsbogen
アジア東縁の島弧など弧状山脈の成因について,F.v. Richthofenが1903年に述べた仮説を表す語。アジア大陸が太平洋のほうへ引っ張られ,いくつもの割れ目を生じ,Landstaffelをなして階段状に並び,弧状列島が生じたという。収縮説全盛の当時,世界的にはあまり問題にされなかったが,日本では有名。
執筆者:山下 昇
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

