書き出だす(読み)カキイダス

デジタル大辞泉 「書き出だす」の意味・読み・例文・類語

かき‐いだ・す【書き出だす】

[動サ四]文字で書く。書き表す。かきいず。
「絵の、ところどころ―・したるなり」〈かげろふ・中〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「書き出だす」の意味・読み・例文・類語

かき‐いだ・す【書出】

  1. 〘 他動詞 サ行四段活用 〙
  2. 書いて文字に表わす。書き表わす。書きいず。
    1. [初出の実例]「かのくにびとききしるまじくおもほえたれども、言(こと)の心を男文字にさまをかきいだして」(出典土左日記(935頃)承平五年一月二〇日)
  3. かきだす(書出)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android