デジタル大辞泉 「書出す」の意味・読み・例文・類語 かき‐だ・す【書(き)出す】 [動サ五(四)]1 書き始める。「小説を―・す」2 書いて示す。書いて公表する。「正解を黒板に―・す」3 必要な箇所を抜き出して書く。「問題点を―・してみる」[類語]書き起こす・筆を下ろす・筆を染める・起筆 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「書出す」の意味・読み・例文・類語 かき‐だ・す【書出】 〘 他動詞 サ行五(四) 〙① 必要な箇所、重要な部分を抜き出して書く。[初出の実例]「当地で定まって銀(かね)かる人をひとりひとり書出(カキダ)し」(出典:浮世草子・世間胸算用(1692)二)② 書いて差し出す。書いて提出する。また、書いて人目につくところにかかげる。[初出の実例]「新詞はあたらしい詞を書だいたぞ」(出典:寛永刊本蒙求抄(1529頃)二)③ 書き始める。書きいだす。[初出の実例]「われよりも心ざしゐ参らせ候へど、うは気と御しかりもうたてくなどかき出し、それよりだんだん実らしくかきつづけ候へば」(出典:洒落本・陽台三略(1751‐64頃)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例