書上げる(読み)カキアゲル

精選版 日本国語大辞典 「書上げる」の意味・読み・例文・類語

かき‐あ・げる【書上・描上】

  1. 〘 他動詞 ガ下一段活用 〙
    [ 文語形 ]かきあ・ぐ 〘 他動詞 ガ下二段活用 〙
  2. 書くべきものをすっかり仕上げる。書き終える。
    1. [初出の実例]「家の内には、人より頼まれて、かきあげたる絵もあり」(出典:尋常小学読本(1887)〈文部省〉二)
  3. 一つ一つ書いて示す。書き立てる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む