書上げる(読み)カキアゲル

デジタル大辞泉 「書上げる」の意味・読み・例文・類語

かき‐あ・げる【書(き)上げる】

[動ガ下一][文]かきあ・ぐ[ガ下二]
すっかり書きおえる。「原稿を―・げる」
一つ一つ書き並べる。「残らず―・げる」
[類語]書き納める筆を擱く筆を折る筆を断つ擱筆断筆絶筆

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精選版 日本国語大辞典 「書上げる」の意味・読み・例文・類語

かき‐あ・げる【書上・描上】

  1. 〘 他動詞 ガ下一段活用 〙
    [ 文語形 ]かきあ・ぐ 〘 他動詞 ガ下二段活用 〙
  2. 書くべきものをすっかり仕上げる。書き終える。
    1. [初出の実例]「家の内には、人より頼まれて、かきあげたる絵もあり」(出典:尋常小学読本(1887)〈文部省〉二)
  3. 一つ一つ書いて示す。書き立てる。

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