書上げる(読み)カキアゲル

デジタル大辞泉 「書上げる」の意味・読み・例文・類語

かき‐あ・げる【書(き)上げる】

[動ガ下一][文]かきあ・ぐ[ガ下二]
すっかり書きおえる。「原稿を―・げる」
一つ一つ書き並べる。「残らず―・げる」
[類語]書き納める筆を擱く筆を折る筆を断つ擱筆断筆絶筆

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「書上げる」の意味・読み・例文・類語

かき‐あ・げる【書上・描上】

  1. 〘 他動詞 ガ下一段活用 〙
    [ 文語形 ]かきあ・ぐ 〘 他動詞 ガ下二段活用 〙
  2. 書くべきものをすっかり仕上げる。書き終える。
    1. [初出の実例]「家の内には、人より頼まれて、かきあげたる絵もあり」(出典:尋常小学読本(1887)〈文部省〉二)
  3. 一つ一つ書いて示す。書き立てる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android