書納める(読み)カキオサメル

デジタル大辞泉 「書納める」の意味・読み・例文・類語

かき‐おさ・める〔‐をさめる〕【書(き)納める】

[動マ下一][文]かきをさ・む[マ下二]最後まで残りなく書く。書きおえる。「連載小説を―・める」
[類語]書き上げる筆を擱く筆を折る筆を断つ擱筆断筆絶筆

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精選版 日本国語大辞典 「書納める」の意味・読み・例文・類語

かき‐おさ・める‥をさめる【書納】

  1. 〘 他動詞 マ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]かきをさ・む 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙
  2. 書き上げる。書き終える。
    1. [初出の実例]「書納 カキヲサムル」(出典:文明本節用集(室町中))
    2. 「歌舞伎に残す物語り拙き筆に書きおさむ」(出典:常磐津・忍夜恋曲者(将門)(1836))
  3. 最後に書く。書き納めをする。

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