書生っぽ(読み)ショセッポ

精選版 日本国語大辞典 「書生っぽ」の意味・読み・例文・類語

しょせいっ‐ぽ【書生ぽ】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「しょせいっぽう」とも。「書生坊(しょせいぼう)」の変化した語か ) 書生をあなどっていう語。しょせっぽ。
    1. [初出の実例]「最う少し豪(えら)い人かと思ったら、書生ッぽうだから呆れて了う」(出典社会百面相(1902)〈内田魯庵貴婦人)

しょせっ‐ぽ【書生ぽ】

  1. 〘 名詞 〙 「しょせいっぽ(書生━)」の変化した語。
    1. [初出の実例]「僕だなんて━書生(ショセ)っ坊(ポ)だな」(出典:坑夫(1908)〈夏目漱石〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む