書生っぽ(読み)ショセッポ

精選版 日本国語大辞典 「書生っぽ」の意味・読み・例文・類語

しょせいっ‐ぽ【書生ぽ】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「しょせいっぽう」とも。「書生坊(しょせいぼう)」の変化した語か ) 書生をあなどっていう語。しょせっぽ。
    1. [初出の実例]「最う少し豪(えら)い人かと思ったら、書生ッぽうだから呆れて了う」(出典社会百面相(1902)〈内田魯庵貴婦人)

しょせっ‐ぽ【書生ぽ】

  1. 〘 名詞 〙 「しょせいっぽ(書生━)」の変化した語。
    1. [初出の実例]「僕だなんて━書生(ショセ)っ坊(ポ)だな」(出典:坑夫(1908)〈夏目漱石〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む