書跡(読み)ショセキ

精選版 日本国語大辞典 「書跡」の意味・読み・例文・類語

しょ‐せき【書跡・書迹】

  1. 〘 名詞 〙 書いた文字のあと。筆のあと。筆跡。
    1. [初出の実例]「此院多有経論。書迹楷好。並不錯誤」(出典:続日本紀‐文武四年(700)三月己未)
    2. [その他の文献]〔孟郊‐和銭侍郎甘露詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「書跡」の読み・字形・画数・意味

【書跡】しよせき

墨蹟。〔游宦紀聞、十〕洛陽佛宮、書跡至りて多し。~士大夫の家、亦た其の書帖を愛するり。~以て玩と爲す。世、(楊)凝式の行書、頗(すこ)ぶる顏魯(真)にするを以て、故に之れを顏・楊と謂ふと云ふ。

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