岩石学辞典 「曹長石輝緑岩」の解説 曹長石輝緑岩 レヴィンソン─レッシングが曹長石閃緑岩としたものを[Loewinson-Lessing : 1898],後にベリヤンキンと,デューイおよびフレットが曹長石輝緑岩と呼んだもので[Belyankin : 1911, Dewey & Flett : 1911],自交代作用か熱水作用で変質生成した輝緑岩質の岩石である.普通の斜長石の代わりに曹長石となり,褐色のオージャイトは緑簾石,緑泥石,方解石などで交代されている.これに相当する貫入岩はスピライトである. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報