曼荼羅堂(読み)マンダラドウ

デジタル大辞泉 「曼荼羅堂」の意味・読み・例文・類語

まんだら‐どう〔‐ダウ〕【曼荼羅堂】

当麻寺たいまでら本堂異称当麻曼荼羅が安置されているのでこの名がある。単層寄せ棟造り本瓦葺きで、奈良末期に創建され、応保元年(1161)にほぼ現在の形となった。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「曼荼羅堂」の意味・読み・例文・類語

まんだら‐どう‥ダウ【曼荼羅堂】

  1. ( いわゆる当麻(たいま)曼荼羅が安置されているところから ) 当麻寺本堂のこと。寄棟造本瓦葺。奈良末期に創建され平安前期に庇を増築し、応保元年(一一六一)ほぼ現在の形に建てられた。礼堂が付設されてゆく過程を示す好例中央の大曼荼羅厨子も九世紀初めのもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android