現代外国人名録2016 「曽慶紅」の解説
曽 慶紅
ソウ・ケイコウ
Zeng Qing-hong
- 職業・肩書
- 政治家 元中国国家副主席,元中国共産党政治局常務委員
- 国籍
- 中国
- 生年月日
- 1939年7月
- 出生地
- 江西省吉安(原籍)
- 学歴
- 北京工業学院自動制御系〔1963年〕卒
- 経歴
- 父は重要閣僚を歴任した曽山。1960年中国共産党入党。ミサイルなど軍事技術を扱う第7機械工業部などに勤務し、国防関連先端技術専門家として活動。’79年国家計画委員会弁公庁秘書、’83年海洋石油総公司連絡部副経理、’84年石油工業部外事司副司長などを経て、’85年上海市党委組織部長、’86年同副書記など歴任。天安門事件後の’89年8月党中央弁公庁副主任、’93年3月〜’99年3月同主任。’97年9月党政治局員候補、中央書記局書記。’99年3月党中央組織部長。2000年10月党中央対台湾工作指導グループ秘書長。2002年11月党政治局常務委員、中央書記局書記。12月中央党学校校長。2003年3月第10期全人代で国家副主席に選任される。2007年10月党政治局常務委員を退任。2008年3月国家副主席も退き引退。江沢民が総書記に抜擢された際、側近中の側近として唯一、上海から中央に連れ出した人物として知られる。“第四世代”リーダーの一人。1998年11月の江沢民来日に同行。2000年4月、2002年4月来日。日本の政治家との接触も多い。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報