デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「曾田長宗」の解説 曾田長宗 そだ-たけむね 1902-1984 昭和時代の公衆衛生学者。明治35年5月19日生まれ。東京帝大在学中からセツルメント活動をおこなう。台北帝大教授をへて,昭和27年厚生省医務局長,のち国立公衆衛生院院長。近代的衛生統計を確立し,国民皆保険の医療制度の確立に貢献した。退官後,財団法人ひかり協会理事長として森永ヒ素ミルク中毒児の救済にあたる。昭和59年6月20日死去。82歳。新潟県出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例