日本歴史地名大系 「曾里地観音堂」の解説 曾里地観音堂そりじかんのんどう 新潟県:佐渡郡赤泊村真浦村曾里地観音堂[現在地名]赤泊村真浦真浦(まうら)の北部山中、標高一七〇メートルほどの海を見下ろす小高い場所にある。本尊聖観音。伝承によれば、越後の荒井(あらい)浜(現北蒲原郡中条町)から真浦にもらわれて働いていた少年が、越後の山々が見えるこの山に草刈りに来て、故郷をしのび、鎌で梓の木を刻んで観音像を造ったところ、たちまちに故郷の海岸に立ったという。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by