最新 地学事典 「月の水と氷」の解説
つきのみずとこおり
月の水と氷
lunar water and ice
アポロ計画とルナ計画で持ち帰られた試料の分析から月には水はないと考えられていた。しかし,現在では月には,月の鉱物に含まれる水,永久影領域に捕獲されている水,月の全球に分布している水があると考えられている。これらの水の起源として,水を含んだ小天体(小惑星,隕石,彗星)の衝突,火成活動起源の地下から供給される水,太陽からのプラズマ流(太陽風)起原の陽子と月面の鉱物中の酸素との反応,地球大気からの供給などが考えられている。
執筆者:佐伯 和人
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

