月天子(読み)ガッテンシ

大辞林 第三版の解説

がってんし【月天子】

Soma; Candra〕 もとバラモン教で、月を神格化したもの。月輪の月宮殿に住して世界を照らす。のちに仏教にも取り入れられた。 → 月天
(転じて)月。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

がっ‐てんし グヮッ‥【月天子】

(「がってんじ」とも) 仏語。インド神話で(Candra また Soma)を神格化したもの。仏教に取り入れられ、漢訳経典では月天子と訳される。密教では単に月天といい、仏法守護の十二天の一つとされる。その宮殿を月宮殿という。月宮天子(がっぐてんし)。月光天子(がっこうてんし)。月神天(がちじんてん)。月神(がちじん)。転じて、月。
※百座法談(1110)六月一九日「われらは日天子月天子とこそならざらめ。星宿として又其の利益をあたへむとちかひ給へる也」 〔起世本因経‐一〇〕

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