月布施村(読み)つきぶせむら

日本歴史地名大系 「月布施村」の解説

月布施村
つきぶせむら

[現在地名]両津市月布施

南は野浦のうら村、北は片野尾かたのお村、東は海に面する。後方山地両尾もろお村と接する。海岸線沿いに集落がある。村北の中央寄りで月布施川(北川)が海に注ぎ、背後には竹林が広がる。応永三五年(一四二八)の山境文書写(片野尾区有)に「かたのう、月伏山」とある。有力長百姓の三浦・土屋一族は鎌倉から入ったと伝える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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