月形・月型(読み)つきがた

精選版 日本国語大辞典 「月形・月型」の意味・読み・例文・類語

つき‐がた【月形・月型】

〘名〙
半月の形。半円の形。
※落語・鰍沢雪の酒宴(1889)〈四代目三遊亭円生〉「喉の処に月形の疵が有ます」
僧衣の身と襟とのつなぎ目にいれる月形の切(きれ)
※百丈清規抄(1462)二「袈裟のなりを月形にひきまわす処をして」
③ 靴(くつ)の部品で、かかとに入れる補強材。
数学で、二つの円弧三日月形にかこまれた図形。また、二つの大円の半円周でかこまれた球面の部分。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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