服部担風(読み)ハットリ タンプウ

20世紀日本人名事典 「服部担風」の解説

服部 担風
ハットリ タンプウ

明治〜昭和期の漢詩



生年
慶応3年11月16日(1867年)

没年
昭和39(1964)年5月27日

出生地
愛知県海部郡弥多町

別名
名=轍,字=子雲,通称=粂之丞

学歴〔年〕
愛知師範〔明治17年〕卒

主な受賞名〔年〕
日本芸術院賞〔昭和28年〕

経歴
詩はもとより、書・画にも秀れ、昭和詩壇の最高峰とたたえられた。明治42年髄鷗吟社の客員となり、大正10年「雅声社」をおこし「雅声」を発行し、没年まで漢詩の指導にあたる。著書に「担風詩集」7冊などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「服部担風」の解説

服部担風 はっとり-たんぷう

1867-1964 明治-昭和時代の漢詩人。
慶応3年11月16日生まれ。早くから詩はもとより書画にもすぐれた。森春濤(しゅんとう)・槐南(かいなん)父子にまなび,詩は清(しん)朝風を重んじた。昭和28年芸術院賞。昭和39年5月27日死去。96歳。尾張(おわり)(愛知県)出身。名は轍。字(あざな)は子雲。通称は粂之丞。作品に「担風詩集」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android